アメリカにおける法と秩序、権利、公正とは。捜査から裁判まで畳み掛けるような展開! 一話見終わるたびに「自分ならどう判断するか」と考えさせられます…。
麻木久仁子(タレント)
単なる犯罪ドラマではない。アメリカ社会の苦悩と司法の限界、そこに生きる刑事・検察官の葛藤も見応え十分。
北村晴男(弁護士)
警察ドラマ・シリーズの最高峰! このシリーズがなければ、わたしは警察小説を書き出していなかったかもしれない。ひそかにわたしが「基準点」とする警察ドラマ・シリーズ。それがロー・アンド・オーダーだ。警察小説を書く自分にとって、ロー・アンド・オーダーは基準であり、目標だ!楽しんだ。学んだ。追った。ロー・アンド・オーダーは、わたしの警察小説の標準規格だ。
佐々木譲(小説家)
アメリカの社会が抱えるシリアスな問題と、アメリカンジョークのギャップに痺れました。
辛酸なめ子(コラムニスト/漫画家/メディア・アクティビスト)
最初から大ファンです。簡単に言えば「罪と罰」ですが、「ロー・アンド・オーダー」があるまでは今までになかった斬新な構成。20年続いても 真似したくても、どこも出来ないフォーマッ ト。スピンオフの元祖だけに「老舗」感があって、毎回緊迫したエピソードが 印象に残り、沢山の事を考えさせられる。ニューヨークの情緒や臨場感がリアリティを実現。夏になると裁判所の窓が開いていて、いつもバスの音が聞こえる。そういう細かいところを演出するのは「ロー・アンド・オーダー」!しかも、更にフォンタナ刑事を演じるデニス・ファリーナはなんと、シカゴ警察で18年間も刑事をやった人だ。これ以上のリアリティはありえない。知性があって政治色もあり、アクションもある。実話も多く、役同士の関係よりストーリー中心に専念するドラマとして珍しい。観ながら応援の声を上げたくなるから「ご静粛に!」とよく怒られる。前半は犯行(罪)後半は裁判(罰)。高級な2段式お弁当みたいだけど満腹は間違いなし!「ロー・アンド・オーダー」を観て弁護士に憧れる人が増えたそうだけど犯罪者になりたくないのは説得される。
デーブ・スペクター(放送プロデューサー)
犯罪捜査の刑事ドラマと息詰まる法廷ドラマ。一話で二回楽しめるニューシリーズ。ついに日本に上陸。米国テレビドラマの決定版だ。
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
無駄を省いたスピーディーな展開で事件のことだけでなく、きれい事のないニューヨークの多文化社会もかいま見ることが出来ます。 さすが20シーズンも続いた番組です。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
一話ごとのエピソードが骨太で濃厚!スピーディーで躍動感のある事件捜査と巧みな心理戦で魅せる法廷シーン。ぐいぐい引き込まれ、一時間弱があっという間。面白くてシビれます!
村井美樹(タレント)
懐かしさを感じるアメリカのドラマらしいドラマだ。お爺さんも子どももお母さんも、家族みんなで楽しめる。そういうドラマは実は、新しいのではないか。お勧めです。
室井佑月(作家/辛口コメンテーター)
美味しい料理はスピードと的確な味付け、事件も迅速な捜査と正確な証拠処理がポイントだ。次はどんな味付けか、目が離せない。
森崎友紀(料理研究家)
アメリカの司法制度は合理的だ。その合理性を最大限に生かした犯罪サスペンスに、別次元の知的興奮を覚える。
森永卓郎(経済アナリスト)